産廃業者としての許可を得るためには、何種類もの書類を整え、何か所もの役所へ出向いて、申請をしなければなりません。
書類をそろえるだけでも大変ですし、手続きそのものも時間がかかるうえ、なかなかスムーズには運びません。忙しくて、それどころではないという人も多いでしょう。
そんなときに頼りになるのが、申請手続きを代行してくれる専門家集団です。
■面倒な手続きは代行にお任せ
産業廃棄物の処理は、地球規模の大きな課題です。
未処理のまま廃棄していては、生活環境を悪化させ、深刻な健康被害を引き起こす可能性があり、ひいては地球環境そのものを破壊するおそれさえあります。
それだけに、産廃処理業へのニーズも高く、将来性が見込まれる新しい分野の事業として注目されています。
成長産業としての期待も大きいため、新規参入を検討している企業も増えていますが、申請の手続きが煩雑なことが、新規参入を妨げていることも事実です。
もし、こうした煩雑な申請手続きを代行してくれる、ところがあれば、頼もしい助っ人になるでしょう。
面倒な手続きに煩わされることもなく、本業に支障をきたすようなこともありません。
■代行業者に任せるメリット
産廃処理業の許可を得るための申請を代行業者に任せることで得られるメリットは、煩わしさから解放されるだけではありません。
産業廃棄物の問題は、多様で複雑なものです。
廃棄物処理法は、高度経済成長時代の大量生産、大量消費、大量廃棄による環境悪化から制定されたものですが、ほぼ毎年のように法律の改正が行われ、新たな問題も次々に顕在化しており、それに対応していくだけでも大変です。
また、この業界は、規制や罰則が厳しい、コンプライアンスが強く求められます。産業廃棄物の処理や管理の面で、処理基準や委託基準などに違反があった場合は、排出事業者や処理業者に罰則が適用される場合があるのです。
また、産廃処理業の許可を得るためには、申請に必要な書類や証明書(複数)を集め、手続きのために、複数の役所の窓口に足を運ぶ必要があり、もし、書類に不備があれば、一旦持ち帰り、それを修正して再び役所の窓口へ向かう必要があります。法令や条例の知識も必要ですし、リスク回避への対策も準備しておかなければなりません。
その点、法令にも精通している代行の専門家集団であれば、法的なリスクに関しても、的確なアドバイスや指導を受けることが可能です。
こうしたことを総合的に考えるなら、エキスパートである専門家集団に手続きの代行を依頼することが賢明と言えるでしょう。